ディアナチュラマガジン
2021/08/11

【もっと上向きプロジェクト】第1弾特別編  ゲスト 軍地彩弓さんのスペシャルエッセイ「上向きにしてくれた言葉」

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「もっと上向きプロジェクト」第1弾の特別編として、2回にわたり豪華なゲストをお招きします。1回目のゲストは、ファッションスーパーバイザー、企業のコンサルティング、情報番組のコメンテーターなど幅広くご活躍されている軍地彩弓さんです。
 

◆「もっと上向きプロジェクト」とは?
ディアナチュラの「まいにちの質を上げよう。」というテーマのもとスタートしたプロジェクトです。自分を上向きにしてくれる「言葉」や「アイテム」などを皆さんから募集したり、特別ゲストをお招きしたりして展開していきます。 皆さんの生活がより豊かに、健やかになるよう、一緒に楽しみながらサポートできるコンテンツを配信します。 軍地さんには、「私を上向きにしてくれた言葉」をテーマに、エッセイを執筆していただきました。モチベーションが上がる素敵な言葉たちを綴っていただいています。 また、皆さんにご応募いただいた「私を上向きにしてくれた言葉&エピソード」の一部にもエッセイ内で触れていただいています。
それでは軍地さんからいただいたエッセイをどうぞ。
 



私を勇気づけてくれる
日々のモチベーションをアゲてくれる言葉たち


生まれてこの方、すっとこどっこいな人生を送ってきました。
バリバリ仕事をしているイメージがあるせいか、「いやいやいや」と突っ込まれそうだけど、子供の頃から通信簿に「落ち着きがない」と先生方に書かれ、夏休みの宿題も8月30日に始めるという人生です。
それでもどうにかこうにかやってこれたのは、一重に私を信じて、モチベーションを上げてくれた私の周囲の仕事仲間や友人たちのおかげなのです。

私は怠け者です。雑誌の編集者と言う仕事柄、毎月締め切りというものがあったおかげでどうにかこうにか生きてきました。この締め切りという「お尻に火が付く」状況が私の仕事の全てでした。

そんな性格だから朝起きて、仕事に行くのもどっこいしょ、となりがちです。家事だってそう。今も足元にある小さな紙ゴミを拾わずに半日も放置しております。どんな性格だよ、笑。日々こんな「やる気のない自分」との戦いなんです。なんでも進んでできちゃうチャカチャカ派の人から見れば、「はあ?」という感じかもしれません。なので今回はズボラ派の皆さまに向けて、こんな私でもどうにかこうにか仕事をしてこれた、そのモチベーションアップの秘技(?)をお伝えしたいと思っております。
 

ステージ1

日々のモチベーション
「明日の自分に後悔させない」(某料理研究家のお言葉)
未来の自分から勇気をもらう

料理研究家の方に触発されて買った、麻の布巾。富士吉田市で麻織物工場を経営しているT E N J I Nさんで購入したもの。洗うごとに風合いが増していきます。

記憶が曖昧なのですが、ある料理研究家の方の言葉だったように思います。 シルバーヘアが似合っているこの方のキッチンはいろんな雑誌等でも登場するほど有名です。とにかく整理されて美しい。シンクも水滴一つ残らずにピカピカ。私も料理は大好きで毎日キッチンには立つものの、彼女のような美しいキッチンなんて自分には到底無理、と思っていました。ある番組の中で夕飯が終わり、お皿を洗い終わって、使い込んだ麻の布巾で丁寧にシンクを拭いていました。それもピカピカに惚れ惚れするほどに。その作業をしながら彼女が小さく呟いた言葉がズキュンと心に入ってきました。
「明日の自分に後悔させたくないでしょ」。

はあああ、これだあ。子供の頃、夏休みの宿題を父に怒られながらやっている時、まさに後悔でいっぱいでした。 なぜ1ヶ月もの間、自分はやらなかったのだろう、と。この後悔は大人になった今でも引きずっているわけですから、確かに一時の怠けは未来に響く。 今日やっておけば、次の日気持ちよく朝を迎えられる。未来の自分が今の自分を監視しているみたいな感じ。 それ以降、夜にシンクを綺麗に拭く癖ができました。やればできるじゃん! そしていろんなところでこの言葉を思い出すようになりました。 ちょっとしたことでうだうだしちゃう時、不思議とやる気が起きてくる魔法の呪文です。
 

ステージ2

「あなたが作るものは面白い」(元上司&読者のお言葉)
褒め言葉は巡り巡って返って来る

器  日々使える器を集めています。ブルーの3重ボウルは唐津の中里花子さんの作品、下の緑色のお皿はベトナムのフエの骨董です。


ファッション雑誌の編集者と言うとショーを見に行ったり、パーティがあったりと煌びやかな世界を想像されると思います。 が、水面の上は美しくても、水面の下では必死で水かきで漕いでいるのです。 その内実はまさに瀕死の白鳥。100ページ以上も担当することもあった、最悪に忙しかった日々。 編集部に一人残って原稿を書いている時、私の気持ちを奮い立たせてくれたのは読者からくるアンケート葉書でした。 原稿に行き詰まるとその葉書の山を手元に持ってきました。 一枚一枚めくりながら自分が作ったページを褒めている葉書を探すのです。 「あのページが可愛かった!」とか「あの写真を切り抜いています」とか「この言葉に勇気をもらいました」とか。 褒め言葉ってなかなか面と向かって言われると照れてしまうけど、この葉書の向こう側の言葉には優しさしかありません。 自分の仕事に自信がもてない時。読者の言葉が私の仕事を照らしてくれる灯台のような存在でした。 編集者の仕事って、どこに向かっているのか分からなくなることがあります。 売り上げ部数とか、W E Bの記事ならPVとか、そんな数字に追い詰められた時、唯一私のモチベーションを上げてくれたのは読者のみなさんからの言葉なのです。

花の絵 佐藤翠さんの絵を買いました。パリのセーヌ川の風景です。ブランドバッグより最近は好きな絵を少しずつ買うようになりました。


私は外資の出版社に一度在籍したことがあります。当時イギリス人の上司に「あなたが作るものは面白い」、と言われたことがあります。 日本語読めないじゃないですか、と笑って返したら「誌面から伝わるよ」、と優しく言われたことは最高のご褒美でした。 真面目に褒められた言葉って一生ものです。仕事でくじけた時はこの言葉を自分の「嬉しかった言葉リスト」から引っ張り出して元気付けています。 そして自分も誰かをちゃんと褒めようと思うのです。インタビューする俳優さんに、新人のデザイナーに、自分の後輩にも。 褒め言葉は巡り巡って自分に返ってきます。「ペイフォワード」という言葉がありますが、褒め言葉も“先払い”していくと結果自分に返って来る、と信じているのです。
 

ステージ3

生きるモチベーション
「あなたは好きなことをやればいい」(母)
生き方を全面的に肯定される強さ

母の写真の横に、ヴィンテージショップで買った1950年代の白鳥のランプ。白鳥は編集者の自分に重ねるモチーフ。
 

ここ1年ほどいろんな人の“モーニングルーティン”のYouTube を見ています。すぐ影響されて、笑、朝一杯の白湯を飲むようになりました。ベッドメイクして、母の写真に挨拶をして、水を替えて、お線香を上げる。草木にお水を上げ、そして、洗面台で鏡に向かって笑う。ここまでがマイルーティン。

コロナ禍でおうちにいることが増えて、気がつけば人と話さない日があります。ふと鏡を覗くとびっくりするくらいほうれい線が目立って、老け顔になっている、きゃー!!!

リンドウの花。花入れは河井工房のものです。鹿のランプはアンティークのものをインスタで見つけて購入しました。
 

昨年母が亡くなりました。晩年は認知症も患って、何度も同じことを言うことが増えましたが、そんな母がよく言っていたのが「あなたの笑顔は赤ちゃんの頃から変わらないねー」という言葉でした。そこから生まれた時どれだけ父と母が私の笑顔が好きだったか、と嬉しそうに話すのです。 いやいや、もうかなりの年なんだが私、と心の中では思うものの、やはり母の前では笑顔でいたいと思いました。 認知症ですから、行動、言動にイライラすることも多かったけど、朝鏡に向かって笑うようになりました。 笑顔の練習。これだけで、朝からセロトニンが出るんじゃないかな? こんなちっちゃなこんなことで日々が超えられるのです。
今回のディアナチュラの「もっと上向きプロジェクト」のビール大好きさんの投稿にあった「あなたの笑顔は人も自分も助けるよ」と言う言葉が痛いほどわかります。 笑顔って、それだけで自分のパワーになって、周囲にもそれは伝わるんですよね。


母が私に言ってくれた言葉があります。
大学を卒業する時、私はことごとく就職活動に失敗しました。ずるずる病のなせる技。 大学2年生から始めた雑誌ライターの仕事が忙しく、没頭していたこともその理由でした。 就職が決まらず、結果フリーランスライターとして生きていくと母に告げた時、言われた言葉が「あなたは好きなことをやればいい」でした。

大学入試の直前に父が急死し、それでも大学へ行かせてくれた母でした。彼女なりに、覚悟持って大学に行かせたのでしょう。いい会社に就職することを望んでいたのだと思います。なのに、フリーランスという不安定な仕事を選んだ娘。なじられてもしようがないのに。
20歳から美容師として独立して働いてきた母だからこその言葉でもありました。
この「好きなことをやればいい」という言葉の重さを、歳をとるごとに実感しています。放任ではなく、信じてくれたこと。信じてくれた人を裏切ってはいけない。初めて雑誌の巻頭で署名原稿を書いた時、そのクレジットを見て喜んでくれた母。今も彼女の言葉は私の一番の原動力です。
モチベーションって、金言や大きな力で得られるものじゃありません。とりとめもない日々の誰かからの一言が心に刺さって、そこから力をもらっているのです。私を救ってくれるのはいつだって周りの人たちなのです。みんな愛している! 

そして私自身も誰かを力付けられる人でありたいと思っています。人を力づけるパワーはそのエネルギーを倍増させながら、巡り巡って誰かを助ける、そう信じています。



モチベーションが上がる言葉を受け取った軍地さん自身が、他の誰かにも力づけられるパワーを送りたい、と考えられていることが素敵ですね。

最後に、軍地彩弓さんに「上向きになれそうな」ディアナチュラ商品を選んでいただきました。
軍地さんが選んだのは、『ディアナチュラ 49アミノ マルチビタミン&ミネラル』と『ディアナチュラゴールド EPA&DHA[機能性表示食品] 』です。 軍地さんに理由をお伺いしました。
 



『三日坊主の私が、最近唯一続けているサプリがディアナチュラの「49アミノ マルチビタミン&ミネラル」と「EPA&DHA」です。 時々、どーんと背中全体が後ろに引っ張られるような感じ。 そんな時に、このサプリを飲んでいるとちょっと背中がしゃんとしてくる感じがします(個人の感想デス)。 「49アミノ マルチビタミン&ミネラル」は夜シンクを拭いた後に飲んでいます。朝起きて綺麗なシンクを見ると気持ち良くて、体も気持ちも軽くなります。なので、飲み忘れるともったいないな、と思うようになりました。 「EPA&DHA」は原稿を書いたり、講演会の前とかに飲んでいます。何かちょっとした気持ちのご褒美を感じると、ズボラな私でも飲み忘れなくなるように思います。

週に2日くらいしている散歩の後に、仕事をしながらプロテインを飲むようになりました。ピンクのカップに入れて気分を上げて原稿を書いています。 ダイエットしていると、どうしてもたんぱく質が足りなくなりがちで、それを補給するためにプロテインが欠かせません。
 

誰かにそっと背中を押してもらっているような気分になれるから、やる気が戻ってくる。
サプリって気持ちをフワッと押し上げてくれるお守りみたいなものなのかもしれません。
 



サプリを取り入れるのも、前向きな気分になり、毎日の質を上げて自分を高めてくれる一つの手段ですね。是非とも取り入れてみてください。
 

軍地彩弓(ぐんじさゆみ)

【プロフィール】
大学在学中からリクルートでマーケティングやタイアップを中心とした制作の勉強をする。
その傍ら講談社の『Checkmate』でライターのキャリアをスタート。
大学卒業と同時に講談社の『ViVi』編集部で、フリーライターとして活動。
その後、雑誌『GLAMOROUS』の立ち上げに尽力する。
2008年に現コンデナスト・ジャパンに入社。クリエイティブ・ディレクターとして、『VOGUE GIRL』の創刊と運営に携わる。
2014年に自身の会社、株式会社gumi-gumiを設立。
『Numéro TOKYO』のエディトリアルアドバイザー、ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)や映画のファッション監修、Netflixドラマ「Followers」のファッションスーパーバイザー、企業のコンサルティング、情報番組のコメンテーター等幅広く活動。

 
 

ディアナチュラ 公式サイトでは、目的別や摂りたい成分別からもサプリメントを検索できます。国内工場生産・着色料無添加・厳選した原料で品質にこだわった全110品のラインアップで、あなたにピッタリのディアナチュラを見つけてみてくださいね。
※2021年3月時点。ディアナチュラゴールド、ディアナチュラアクティブを含む。

ディアナチュラ 公式サイトは こちら

 


◆軍地さんが選んだ「上向きになれそうな」ディアナチュラ商品をご紹介

①ディアナチュラ 49アミノ マルチビタミン&ミネラル
18種のアミノ酸、12種のビタミン、9種のミネラルを配合した『39アミノ マルチビタミン&ミネラル』に10種の乳酸菌をプラス。 元気な毎日を送りたい方におすすめのサプリメントです。

より詳しく知りたい方は こちら

②ディアナチュラゴールド EPA&DHA [機能性表示食品]
【届出表示】本品にはエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)が含まれます。中性脂肪を減らす作用のあるEPA、DHAは、中性脂肪が高めの方の健康に役立つことが報告されています。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
・本品は、特定保健⽤⾷品と異なり、消費者庁⻑官による個別審査を受けたものではありません。
・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
より詳しく知りたい方は こちら


コメントも募集中です!「上向きになれそうな」ディアナチュラ商品や記事の感想を教えてください。コメント投稿いただくとキャンペーンに応募可能なつぶを【10つぶ】プレゼントします。
※「つぶ」に関して、詳しくは「つぶ」についてのページをご覧ください。

▼皆さんから応募いただいた「私を上向きにしてくれた言葉&エピソード」紹介の記事はこちら

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コメント
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  • こころのサプリになりました。
  • 前向きな元気をもらえました。
  • 「あなたが作るものは面白い」。 
    人をほめて、その人がポジティヴな気持ちになっていく姿を見ると、ほめた自分も嬉しくなりますよね。いいところを見つけて、それを実際に言葉にすることって必要ですよね。
  • 好きなことをやればいい、、、かぁ。
    ん十年前の自分に言ってあげたい。
    そう思っているのがいけないんだろうけど。
    周りを気にしすぎて、マイナス思考になり、それが周りには迷惑なんだと
    最近、気づきました。
    でも、習慣って、なかなか変えられないので、明日の自分に後悔させないようにしたいと思います!
  • 自分にとって前向きになれる言葉やサプリって大事だなと改めて思いました。
  • 「明日の自分に後悔させたくないでしょ?」心に響く言葉ですね。私も心掛けていきたいです。
  • 人生いい時もあれば、そうでない時もある。誰かの救いになる時もあれば、誰かに救われる時もある。
  • 見習いたいです。
  • 物を集めるのが好きなのが、わたしと共通しているのかなと感じました。でも言葉を集める軍地さんのセンスがわたしも欲しい!素敵な言葉たちでした。
  • 私も昨年父を亡くしました。
    父が生前ぽつりと言っていた、免許を取れ。
    ひと段落したころから教習所に通い、
    辛いときは、生前リハビリに耐えていた父を思い浮かべ、
    「お父さんの子だもん、頑張れる!」と自分に言い聞かせ、
    ストレートで取得できました。
    父の遺品である車を運転しています。
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